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千鳥の世界

温故知新:グリコ

グリコも大正時代生まれです。グリコといえば、やっぱりまずは「ひとつぶ300メートル」でしょう。

1922年(大正11年)発売当時のパッケージには既に「一粒三百米突」とあります。(米突はメートルの音訳:明治時代メートル法導入時に定められたもののようです)このコピー、科学的根拠に基づくものだそうです。江崎グリコのホームページにはこんな表記がありました。「グリコ 1粒は16.5 kcalです。成人男性(18~29歳)体重63.2kgの人が分速160mで走ると1分間に使うエネルギーは8.71kcaになります。つまり、グリコ1粒で1.875分、300m走ることができます。 」いささか理屈っぽいですが、語呂もよく歴史に残るキャッチフレーズになりました。当時のこんなエピソードも残っています。「発売当初、グリコの売れ行きがまったくのびず行き詰った際も「一流の販売店に陳列せねば、よい品もなかなか一流の商品と見られるようにならない。」、と。当時、大阪でもっとも信頼を得ていた三越百貨店(当時は三越呉服店)に根気よく通いつめ、無名の商品だったグリコを置いてもらうことに成功します。結果 「栄養菓子グリコ、三越その他信用ある菓子店にあり」と販売宣伝にうまく利用し、一気に販路を広げていきました。(同じく江崎グリコのHPより)

今も大阪ミナミ道頓堀を象徴するお馴染みのグリコの大看板。

その初代は、1935年(昭和10年)に作った「ネオン塔」でした。高さ33メートル、当時としては型破りの大きさです。

YouTubeにはこんな動画(⇓)もアップされています。

https://www.youtube.com/watch?v=XqSj0TEacYQ

さて、グリコーゲンが入ったこの「文化的滋養菓子」はたして鳥取の浜辺の少女千鳥が口にしていたかどうかは分かりませんが、ハイカラ趣味の母親と義父のことですから、もしかしたらと妄想が浮かびます。さてはて?

 

kobeyama田中千鳥第一使徒

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田中千鳥第一使徒

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