1917年生まれの漫画家をもう一人。前谷惟光。
筆者が小学校時代、雑誌や貸本でむさぼるように読んだ漫画家の一人でした。鉄腕アトムの手塚治虫や鉄人28号の横山光輝より、前谷惟光のロボット三等兵の方が断然好きでした。だって、血が通い涙も流せば、要領よくドジもかますフツーの人だったのですから。
どれほどの人気だったかは、続々と書かれたロボットシリーズを見ればお分かりになることだろう。
映画スターになったり、キャメラマンになったり‥。
没後半世紀を経た21世紀の今も、復刻版が生まれたり、まんだらけがフィギャーを作ったりと、その人気は続いています。