Loading

千鳥の世界

意味は幾通りにも

吉田健一という文学者がこんなことを書いています。

一般の考へに反して言葉の用ゐ方が的確で微妙であればある程その意味は幾通りにもなる」(「何も言ふことがないこと」;筑摩書房『言葉といふもの』所収 初出はおそらく「文芸展望」 第9号 昭和50年4月)

「幾通りにもなる」ということは、あいまいで分かりにくくなることではありません。奥深く拡がるということです。
痩せるのではありません。ふくよかで豊かな「シンプル」が生まれてくるのです。千鳥の詩を読むと、毎回そう思い、この言葉を思い出します。

kobeyama田中千鳥第一使徒

投稿者プロフィール

田中千鳥第一使徒

うたわない うた

言葉のG

関連記事

  1. 「雨の日」「雨と木のは」

    2019.07.21
  2. 千鳥の音

    2021.04.11
  3. 千鳥と芭蕉

    2021.03.28
  4. 写生

    2019.03.24
  5. 千鳥の色

    2021.04.18
  6. 第六官

    2020.05.31
PAGE TOP