Loading

千鳥の世界

「オテラノカネ」

オテラも何度か出てきます。

『千鳥遺稿』から絵本には採らなかった‥『夕日』と題した詩。

お寺のかねは / よくひく / こちらは もうはい(最早) /くらくなる / 山の上は夕やけで / 赤い夕日のひかりはきれい / 山には雪が まつ白だ

 さらにもうひとつ『夕べ』と題した詩。

おてらまゐりの / かへりみち / 春のたんぼは / くれかる / とほくで ひく / 牛のこえ

色の対比、音の描写、七歳にして千鳥の表現技法はしっかりと確立していることがよく分かります。

諸行無常なんて言葉は知らなかったでしょうが、遠く深くに沁みわたり、響き渡る言葉だと思いませんか?

kobeyama田中千鳥第一使徒

投稿者プロフィール

田中千鳥第一使徒

小動物・植物

命日 

関連記事

  1. イソツプ物語「蟻ときりぎりす」

    2019.08.25
  2. 『文学は実学である』

    2021.06.13
  3. 文字の「美意識」の凝りをとりはらって

    2020.09.20
  4. 家族・社会・国家を超えて

    2020.09.13
  5. 早熟にあらず

    2020.07.12
  6. 「ナミ」「なみのおと」

    2019.06.30
PAGE TOP