京都の児童文学作者・砂岸あろさんには、絵本『せんをひく』や冒険物語『黄金(きん)色の風になって』、青春小説『駱駝はまだ眠っている』などの著作があります。今日は、同じ表現者・砂岸さんから見た田中千鳥の詩とその奥行きについての言葉を紹介します。
「千鳥が生まれつき抱いていた、昏さ、鮮烈さ、怖さ、みたいなもの
お母さんは小説を書かれていたのですね。創作がいけないという意
砂岸さんの指摘からは、言葉が生まれる不思議、言葉から生まれる不思議などが浮かびあがってきます。時間を超えた拡がり、文学の持つ官能・交感のありようも見えてきます。