今回は、いつか書こうと思ってきた鳥取市出身の漫画家 谷口ジローについてひとくさり。1947生まれなので千鳥第一使徒の管理人と同世代です。漫画の世界では知られた存在ですが、世間の誰もが知っているというほどの有名人ではありません。(詳しいことを知りたい方は、時間の有るときにでもぜひググって下さい。ウイキペディアはじめ沢山の情報が出てきます)文学や映画とともに漫画も大好きだった管理人は若い頃から愛読してきましたが、実は千鳥と同郷 鳥取出身だと知ったのは数年前のことでした。
読書好きにはよく知られた鳥取市の本屋さん「定有堂書店」さんで地元出身「谷口ジロー」専用コーナーを見つけました。そこに平積みしてあった『父の暦』を買ったことがきっかけとなりました。「へー、そうなんだ。谷口ジローは鳥取なんだ」
(谷口さんの来歴についてはこれ以上は触れません。ご興味の向きはご随意にどうぞ。)
今回書きたいのは、谷口ジローは、日本国内よりフランス語圏を中心に広く知られ高く評価されてきた漫画家だということです。もちろん『ドラえもん』や『ドラゴンボール』の知名度・人気には比べるべくもありません。ただ2011年に「アングレーム国際漫画祭」で受賞して以降 毎年のように欧州各国の漫画芸術祭で受賞を重ね、2011年には「フランス政府 芸術文化勲章 シュヴァリエ章」を受けました。もとより海外での受賞・叙勲にさしたる意味や価値があるとは必ずしも言えないことは世の常です。が、それでもフランス・スペイン・イタリア・ドイツ・韓国などでの活躍・積年の評価は、かの地での愛好・支持を強く語ります。
千鳥の詩もまた いつの日か、英語をはじめ各国語に翻訳され、世界中の人々に読まれるようになればいいなぁ、今回はそんな「真夏の夜の夢」を綴ってみました。