Loading

千鳥の世界

千鳥づくし⑦ 食品

食品の世界にも、千鳥は様々に登場します。

まずは和菓子。なかでも西日本で良く知られるのは「千鳥饅頭」でしょうか。総本舗(中興の祖:原田つゆの次男)総本家(長男 民事再生法で清算)宗家(三男 兵庫・大阪)本家(四男)いくつもの のれん分け企業・複数の千鳥屋が様々な「千鳥饅頭」を作っています。これは総本舗の「慶弔用特大饅頭」

白玉粉、餅粉(求肥)、小豆餡、卵白、和三盆、らくがん、‥‥材料も様々なら、生菓子から半生・干菓子まで日保ち保存性も様々です。抜き型も焼き鏝も種々。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

次は左党、お酒。東は岩手県釜石市から奄美大島まで、清酒から焼酎まで、全国各地に親しまれるお酒が多数あります。純米大吟醸浜千鳥、磯千鳥、千鳥正宗、黒糖焼酎千鳥乃詩、etc.etc.

醸造部門からもう一つ。京都三条の村山酢造の千鳥酢。

元禄時代に盛んになった京の友禅染め、その色止めに使われることで急増した京都の酢屋にあって、享保年間創業当時より食酢一筋にやってきた米酢の老舗です。

その昔、加茂川は友禅染めの染料で赤く染まっていたことからか、明治30年代には赤色のラベルが使われていたようです。時代は変わる?!

そう云えば、数年前には化粧品みたいにオシャレな卓上酢もリリースしています。

(毎度のことですが、今回も とっ散らかって取り留めなく‥ ご海容 願います)

 

kobeyama田中千鳥第一使徒

投稿者プロフィール

田中千鳥第一使徒

千鳥づくし⑥ 洋風文様

千鳥づくし⑧ 拾遺

関連記事

  1. 上田トシコ フイチンさん

    2022.07.03
  2. 母:古代子のこと その三:母 ≦ 娘

    2019.11.17
  3. 千鳥づくし⑤ 文様 続

    2020.10.25
  4. 少女像シリーズ「ダーガー」

    2023.02.05
  5. シスコさんの絵

    2022.06.19
  6. 「古書を古読せず、‥‥」

    2020.09.06
PAGE TOP