三番目に採り上げるのは、2022年の今年79歳になる上村武男さんです。ウイキペディアにページがあります。⇒ 上村武男wiki 山陰の文学者について多くの文章を書いてきた上村さんが上梓した本『千鳥 月光に顕(た)つ少女』【編集工房ノア 2002年6月15日初版】についてはブログでも何度も紹介してきました。⇒ 千鳥ー月光に顕(た)つ少女 1/5 千鳥ー月光に顕(た)つ少女 2/5 千鳥ー月光に顕(た)つ少女 3/5 千鳥ー月光に顕(た)つ少女 4/5 千鳥ー月光に顕(た)つ少女 5/5
そして、私 第一使徒と上村さんとの出会い、千鳥とのなれそめ・一目惚れについても過去ブログに書いています。⇒ なれそめ ひとめ惚れ
私が実物の上村武男さんとお会いしたのは20年ほど前のことですが、実はさらに遡ること30年、大学時代十代から二十代にかけて定期購読していた雑誌『試行』の常連執筆者のお一人が上村武男さんでした。たまたま出掛けた書店で見かけた懐かしい名前、その名に惹かれて手に取った上村さんの一文が田中千鳥を知るきっかけになりました。半世紀を超える上村さんとのめぐり逢いがなければ、このウエブサイトも映画も絵本も産まれていませんでした。
言葉の力、文芸の命、‥‥。最近『偶然と想像』という濱口竜介さんの映画が話題ですが、あらためて「偶然と想像」のふしぎに打たれます。(上記リンク頁は少し時間のある時にでも読んでいただければ有り難いです。)